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元アパレルメーカー勤務のshinちゃんが、ファッションに関するあらゆる用語・知識(素材・取扱方法・デザイン等)をご紹介していきます
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再生繊維(さいせいせんい)とは
植物系と化学系の2つに分けられ、植物系は天然繊維の性質を持った物質(木材パルプ、綿)を溶かし繊維に作り変えたものであり、化学系はペットボトルを再生してできた繊維のことである。
いったんコロイド状に溶解させたものを繊維に【再生】させて作ることからこの名がつけられた。
主な再生繊維として、ビスコース・レーヨン・キュプラ・テンセル・ポリノジックなどがある


⇒ビスコース
⇒レーヨン
⇒キュプラ
⇒テンセル
⇒ポリノジック


朱子織構造図 

経糸か緯糸のいずれかを4本以上とばし、組織点(糸と糸が交差する点)をより少なくした織物。
組織点が少ないため、その表面は、滑らかで、光沢があり、しなやかではあるが、耐摩擦性に乏しいという欠点もある。
朱子織は、その独特の織り方によって、縦あるいは、横のどちらかが浮き出るが、縦が浮き出たものを「経朱子織」と言い、横が浮き出たものを「緯朱子織」と言う



基材と言われる生地のベースとなる素材に、樹脂を浸み込ませたりまたはコーティングし、
表面に型押し等の加工をして外観や触感を本物の皮革風にした製品をさす。

また、「人工皮革」と「合成皮革」の違いについては、家庭用品品質表示法では、次のように区別されている。

・人工皮革:基材に特殊不織布を用いたもの。
・合成皮革:基材に特殊不織布以外のものを用いたもの。

※特殊不織布とは?
ランダム三次元立体構造を有する繊維層を主とした基材に、ポリウレタンまたはそれに類する物質を含浸させたもの。



【人工皮革の構造】
人工皮革の構造イメージ人工皮革の構造写真



【合成皮革の構造】
合成皮革の構造イメージ合成皮革の構造写真



繊維方向が平行にそろった状態で撚りがかけられ、太さのむらがなく均一でできた糸のこと。
比較的長めの羊毛繊維が主体で、硬くしまった感じを持つ。
糸の表面は光沢感があり、滑らか。


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