忍者ブログ
元アパレルメーカー勤務のshinちゃんが、ファッションに関するあらゆる用語・知識(素材・取扱方法・デザイン等)をご紹介していきます
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ベルベット・別珍・コーデュロイのように
パイル織物のパイル部分を切って房状にしたもの。

⇒ベルベット
⇒コーデュロイ
⇒別珍
⇒パイル織物




PR
タック編み

編針が糸を咥えて前に作ったループを潜り抜けること、ここに新しいループができるが、
タック編みはこのループをくぐらないで、ループの上に単に重ねておき次のコースを
編むとき二本のループの間を潜り抜けて新しいループを作る

このように未完成のループ作らせることを【タック】という


リブ編みリブ編み

ゴム編みとか畦(あぜ)編みともいわれる、横編みニットの代表的な組織。

丸編み機で編む時は、フライス編みとも呼ばれる。
リブとは肋骨(ろっこつ)の意味で、表目と裏目が交互に配列され、その隆起が肋骨のようにみえることが名前の由来。

編地は横方向の伸縮性が大きいのが特徴で、ニットの袖口や裾、靴下などに用いられるほか、体にフィットする細身のセーターやカーディガンなどにも用いられる。


⇒フライス




片畦編イメージ片畦編

片畦編(かたあぜあみ)とは

ゴム編みの変化組織
表目1列、裏目1列のゴム編みに、片側針列のタック編みを重ねあわせた編地を言う
通常のゴム編みに比べ重厚で、バルキーニットによく使用される


⇒ゴム編み
⇒タック編み
⇒バルキーニット


ガーゼ

もともとは、薄い織物の総称

現在、ガーゼといわれいる織物は、英米では【コットンガーゼ】といわれるもので、
甘撚りの糸で、平織りにに織り、晒した後、無のり仕上げをしたものである。
常識的に、肌触りのよい綿が使用される。

⇒平織り


海島綿

海島綿(かいとうめん)とは

【シーアイランドコットン】とも言われる
超長繊維で織られたコットン素材で、アメリカのフロリダおよび西インド諸島などカリブ海のごく限られた地域だけで生産されることが許された綿の最高級素材。
繊維が非常に長く細く、絹状の光沢があるのが特徴。


⇒シーアイランドコットン


フィラメントとは

長繊維のこと。無撚りもしくはわずかな撚りで糸として使用できるものを言う。
このフィラメントを、数十本寄り合わせたものが【フィラメント糸】である

主なフィラメントとして
絹・アセテート・ナイロン・ポリエステル・アクリル
等があげられる


⇒アセテート
⇒ナイロン
⇒ポリエステル
⇒アクリル


合繊繊維のフィラメント・ヤーンの熱セット性の高さを利用して、クリンプ(縮れた状態)を持たせ、ふっくらとした嵩高な糸にする方法のこと。
現在では仮撚り法が主流になっている

⇒仮撚り法


有通の糸に加工を施し、別の風合い、機能を持たせた糸のこと。
現在では、合繊フィラメントのテクスチャードヤーンの事を指す。


⇒フィラメント
⇒テクスチャードヤーン




ナイロンとは

ナイロンとは、アミド結合によって長く連続したくさり状の合成高分子を紡糸して繊維化した” ポリアミド系 ”の合成繊維の総称。

その特徴は

・最も強い繊維の1つ
・軽い
・伸張度が大きい
・弾力性に富み、しわになりにくい
・汚れが落ちやすい

等があげられる。
一方で、

・日光により黄変する
・熱に弱い
・張りがなく、腰がない

等の欠点も有する

主にスポーツ衣料、下着、ストッキング等に使用されることが多く
一般衣料には、補強用として数%〜十数%の混紡率で使用される。


⇒合成繊維




天然の綿、絹などの天然繊維に対し、ナイロン、ポリエステル繊維など、石油化学で得られる繊維のことを合成繊維という。
合成繊維としては、ポリエステル系、ポリアミド(ナイロン)系、アクリル系の三大繊維で全体の約 95 %を占めている。

合成繊維は、天然繊維、再生繊維に比べ
・熱セット性が高い
・水分率が低い
・静電気がおきやすい
・軽い
・強い
等の特徴を有する。


⇒再生繊維
⇒ポリエステル
⇒ナイロン
⇒アクリル
⇒熱セット性



再生繊維(さいせいせんい)とは
植物系と化学系の2つに分けられ、植物系は天然繊維の性質を持った物質(木材パルプ、綿)を溶かし繊維に作り変えたものであり、化学系はペットボトルを再生してできた繊維のことである。
いったんコロイド状に溶解させたものを繊維に【再生】させて作ることからこの名がつけられた。
主な再生繊維として、ビスコース・レーヨン・キュプラ・テンセル・ポリノジックなどがある


⇒ビスコース
⇒レーヨン
⇒キュプラ
⇒テンセル
⇒ポリノジック


化学繊維とは

人間が化学的に作り出した繊維の総称
国内においては、再生繊維と合成繊維をあわせて化学繊維と呼んでいる


⇒再生繊維
⇒合成繊維


織物とは、糸または糸と類似の材料を、タテとヨコに組み合わせ、一定の規則によって交錯し、平面状に仕上げたもの。
織物のタテ方向にある糸をタテ糸、織物の幅方向にある糸をヨコ糸という。

織物の基本となるのは、

・平織
・綾織
・朱子織

の3つ。この3つの織物を三原組織という


⇒平織
⇒綾織
⇒朱子織


朱子織構造図 

経糸か緯糸のいずれかを4本以上とばし、組織点(糸と糸が交差する点)をより少なくした織物。
組織点が少ないため、その表面は、滑らかで、光沢があり、しなやかではあるが、耐摩擦性に乏しいという欠点もある。
朱子織は、その独特の織り方によって、縦あるいは、横のどちらかが浮き出るが、縦が浮き出たものを「経朱子織」と言い、横が浮き出たものを「緯朱子織」と言う



平織構造図平織

織物組織のうち最も基本的なもので、タテ・ヨコ2本ずつで完全組織がつくられ、
いずれの糸も1本ごとに浮沈して交錯し手いるものを言う。
一定面積の中ででは、組織点(糸と糸が交差する点)が最も多いため、地合いがしっかりしており、薄い織物、実用的な素材が多い。
各種の原料を用いて、無地物、縞、絣織物、その他糸の太さ、撚りなどを応用し、各種の織物をつくることが可能


コードレーン

夏用のスーツ地にみられる素材。たて糸の方向に何本かの糸を揃えて細い畝をつくる平織。
コード織とも言う


ブログ内検索
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード

Copyright © [ ファッション用語・知識 ~素材・取扱方法・デザイン~ ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]