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元アパレルメーカー勤務のshinちゃんが、ファッションに関するあらゆる用語・知識(素材・取扱方法・デザイン等)をご紹介していきます
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仮撚り法(かりよりほう)とは

テクスチャードヤーンの代表的な製造法
フィラメント糸に物理的な方法でクリンプ(縮み)を持たせ、この状態で熱処理をし
クリンプを固定させる方法。


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搦み織

搦み織(からみおり)とは

綟り織、綟子織(もじりおり)ともいう。
経糸を互いにもじり合わせながら、緯糸を打ち込んだ織物。
基本的な組織としては紗織と絽織があり、経糸2本が絡んで組織されている。
また、これらをいろいろ変化させて組み合わせた変化もじり織(変化紗織、変化絽織)がある。
からみ織の歴史は非常に古く、インカ裂の中にも見られるが、日本には平安時代に明から伝えられた。
からみ織は布全体に小さな網目状の隙間があって通気性に富み、涼しげな外観とさわやかな肌触りがあることから、夏物用衣料として用いられる


⇒紗織
⇒絽織



経糸に杢糸を使用し、よこ糸に濃色の染め糸を使用し綾織りか朱子織にしたもの
布面は霜降りに見えるのが特徴である。
組織は密で、手触りは硬く、少し光沢がある

⇒綾織
⇒朱子織
⇒杢糸



ゴブラン織り

タペストリーの一種。
フランス・パリの国立ゴブラン工場で作成された、綴れ織(つづれおり)の多色織物のことを言いう。
経糸4色以上、緯糸3色以上を使用し、多色表現ができると言う特徴がある。
その使用用途は、カーテン、壁掛け、椅子張りなどに幅広い。


⇒綴れ織
⇒タペストリー


綿ちぢみともいう
綿織物で表面にしぼの出したもの
一般的なクレープと同様、よこ糸に強撚糸を使用することでしぼを出す

⇒クレープ
⇒強撚糸


ポリエステルと綿のように異なる種類の糸、
フィラメントと紡績糸、太さの異なる糸など、
異種の糸を撚り合わせた糸のこと


綿や羊毛を紡績するとき、フィラメント(ポリエステルやスパンデックスが使用される)
を芯(コア)にして作る糸。
すなわち、フィラメントの周りを綿や羊毛で被覆した糸のこと

スパンデックスを芯にした場合、ストレッチ製のある糸になる。


クレープ

しぼ織物のこと
織物の表面に細かいさざ波状の凹凸のある織物の総称。
日本の「縮緬(ちりめん)」もクレープの一種

⇒しぼ
⇒縮緬


カバードヤーン

真になる糸に、他の紡績糸やフィラメント糸を巻きつけた糸のこと。
芯糸にポリウレタン弾性糸を使用したものを一般にカバードヤーンといい、
芯糸の周りを短繊維で被覆したコアヤーンとは区別している

カバードヤーンには、
芯糸に1本糸を巻きつけた「シングルーカバードヤーン」と
もう1本逆まきに巻きつけた「ダブルカバードヤーン」がある。

前者はまきつけた際の撚りによって、地じれた糸になるが、
後者は2本の糸によって、それぞれ逆方向の撚りをかけるため、バランスがとれ、
まっすぐの糸になる。


⇒ポリウレタン弾性糸
⇒コアヤーン


反物状に編まれた外衣用のニット生地。またはニット生地の総称
織物と同じように裁断・縫製するもの。

編まれる機械は、丸編機がほとんどで、経編機と横編機による流し編によるものがある

また、編機の針がシングルニードル(1列針)によるものをシングルジャージー
ダブルニードルによるものをダブルジャージーと呼ぶ


◇シングルジャージーの種類
・天竺編

◇ダブルジャージーの種類
 A)リブ編機によるもの…ミラノリブ・ダブルピケ
 B)両編機によるもの…ポンチ・シングルピケ


⇒経編機
⇒横編機
⇒リブ編機
⇒両編機
⇒流し編
⇒シングルジャージー
⇒ダブルジャージー
⇒ミラノリブ
⇒ダブルピケ
⇒ポンチ
⇒シングルピケ





鹿の子

鹿の子(かのこ)とは

平編みの変化組織。
鹿の背の白い斑点に似た模様の編み方の総称。

表面に鹿の子の模様のような編地柄を表現したもので、シングルジャージーの一種。
表面が凸凹になっているため、糸の盛り上がりによって得られるサラリとした肌触りや特徴的な網目による風通しのよさが特徴。

⇒シングルジャージー


カットワークレース

布地の模様の部分を切り取り、その縁をかがって透かし模様を作った
手芸的なレース。


カットソー

一般に編み物生地の衣類の作り方には、

1)最終的な形まで成型して編む。
2)身ごろに分割して半成型したものをつなぎ合わせる。
3)成型せず編んだ(流し編み)生地を裁断・縫製する。

の3通りがある。このうち、3)の方法によるものをカットソーという。
織物生地の衣類の場合も当然 3)の方法で作るが、これはカットソーとはいわない。

これまで、厚手で目の粗いセーターやカーディガンなどは 2)の方法で、そして、より目の詰まった生地では 3)の方法で、という棲み分けがなされてきた。
近年1)の作り方をするニット衣類として、全自動機械式よこ編みのホールガーメントが普及をはじめている。

⇒ホールガーメント




別珍

太番手の綿糸を使用した厚手の綾織物。
縦の糸密度が高く急傾斜の綾目が特徴。
耐久性が高く、カジュアルパンツや作業着に使用される


別珍

二重組織を用いて緯糸でパイルを作る毛足の短い緯パイル織物。
ベルベッティーンとも呼ばれる。ビロードに似ているので、綿ビロードなどとも言われている。
ベッチンは絹糸使いのベルベットを真似て綿糸で作ったのが始まりで
まねて作られただけあり、ベルベットに似た光沢感が特徴。

ベルベットとの違いをまとめると下記のとおり

別珍:緯糸でパイルを作る毛足の短い緯パイル織物
ベルベット:経糸でパイルを作る毛足の長い経パイル織物


⇒ベルベット



パイル織は織物の片面または両面にパイルのある織物を総称していう。
パイルとは布面に作った切毛または輪奈(ワナ)のことで、これを作る糸によって緯パイル織と経パイル織との2種に大別する。
ワナを房状にカットしたものをカットパイル、ワナのままの形をしたものをループパイル、アンカットパイルという

●緯パイル織
 緯は1種、経は地経とパイル経の2種を用い、布面に切毛または輪奈を作った織物
 ベルベット・タオルなど

●緯パイル織
緯二重組織の応用で、経は1種で緯に地緯とパイル緯とを用いて製織する。
 パイル緯を長く布面に浮かせ、その中央をナイフで切り表面に切毛を作ったもの。
 別珍・コーデュロイなど


⇒ベルベット
⇒別珍
⇒コーデュロイ



ベルベット断面図 ベルベット

表面に羽毛が織り出されて光沢があり、柔らかで上品な手触りが特長の布地である。
一般的には「ビロード」「天鵞絨(てんがじゅう)」「ベルベティーン」と呼ばれることもあり、その名称はポルトガル語かスペイン語が語源だといわれる。
縦横1本ずつ交差させる平織か、2本おきに交差させる綾織が通常で、縦横どちらか一方、あるいは両方ともに羽毛(=パイル)を作る糸を用いる。
綿を素材にした場合「綿ビロード」といい「別珍(べっちん)」という名でも親しまれ
品のある光沢が好まれてドレス、スーツ、コート、装飾品、帽子など、幅広く使われている。

⇒別珍
⇒パイル織物


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