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元アパレルメーカー勤務のshinちゃんが、ファッションに関するあらゆる用語・知識(素材・取扱方法・デザイン等)をご紹介していきます
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ポリエステルの異形断面

普通、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維の多くは円形の紡糸口より紡出され、繊維の断面は通常円形になる。
このため、ぬめり感、てらてらした光沢などの要因となっている。
これを、紡出口金の孔の形状を三角形、Y字形、星型に変えるなどして非円形の断面の形状を作り、上記の欠点を克服したもの。
これにより、自然繊維に近い感触、風合、光沢が表現される



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アストラカン

アストラカンとは、表面に巻毛状の毛玉をもった、厚手のニット、または織物のこと。
本来はソ連のアストラカン地方で産出する羊の毛皮のことをさしていたが、現在ではこれに似たものすべてをアストラカンと呼んでいる。保温性に優れているので、防寒用のコート地として使用される


アルバトロスはアホウドリの事。その胸毛に似せて軽く緩やかに織られた平織、綾織の織物。表面が軽く起毛されている。


編みレース

レースの作り方によって分類したものの一つ
ニット機会によって編み物として作られたレースの事を指し、
代表的なものに、ラッセル機による【ラッセルレース】がある


羊毛に似た性質をもった合成繊維。があり毛布や冬物のセーターなどに多く使われ、軽くて、湿感があり、やわらかくて美しい色に染まる。
アクリルはポリエステル、ナイロンに次ぐ生産量を占める。


網目織

平織りまたは綾織りの地の上に別の経(たて)糸・緯(よこ)糸を用いて網の目を浮き織りにしたもの。


アートピケ
ピケ織物の一種。
織物上のふくれた畝が、波型、水玉、花柄などの模様をなしているものをさす。
プリント染めされ、主にレディスウエアに使用される


織物や、ニット、製品の状態で染色すること。先染めの対語


アセテートは酢酸繊維素とセルロース繊維素からなる、半合成繊維。木材パルプ、またはリンター・パルプを主原料にして、それに酢酸を科学的に作られる。

この場合に、セルロースに結合した酢酸の割合を酢化度といって、酢化度が45%以上のものをアセテートといい、59.5%以上をトリアセテートと規定されていう。

アセテートの特徴は絹のような優雅な光沢と感触を持っていることだが、強度には弱いという欠点がある。


麻には葉と茎から採るものがあり、茎部から取れるものを【靭皮繊維(じんぴせんい)】といい、葉から取れるものを【葉脈繊維(はみゃくせんい)】と呼ぶ。

主に、ファッション用として使用されるのは靭皮繊維であり、その主な種類は
黄麻(おうま)、亜麻(あま)、大麻(たいま)、苧麻(ちょま)などがある。

特に、亜麻は【リネン】、苧麻は【ラミー】と呼ばれ広く使用されている

麻の特徴は吸収性が速いことと、吸った水分を簡単に蒸発すること、丈夫で光沢があり、夏の衣料用の原料として最適



アーガイル
ニット独特のひし形を連続した格子柄で、ジャガード編機によって編まれ、セーターやソックスなどに多く用いられる。アーガイル・チェックともいわれる。
ちなみに、アーガイルとはスコットランド西部の地名。


アイレット、すなわちはとの目のように小孔状穴の開いた、きれいな透かし目の編地、フライス生地の裏目に互い違いに穴のあいた状態のものをいう。別名ペレリン編み。透かし目模様の緯編(よこあみ)の一種

ペレリンジャックという目移し針を使って、シンカー・ループ(針と針の間のループ)を本来のコースではなく、次のコースの針にかけて編成を行うことにより、小孔状のきれいな透かし目の編地となる


アンゴラとはアンゴラ山羊の毛、あるいはその毛に似たアンゴラ兎の毛を使ったもの。「モヘア」とも言われる。

アンゴラは小アジア原産のアンゴラ山羊、また、その山羊毛に似た同地方原産のアンゴラ兎の毛のこと。純白でシルキータッチのやわらかな光沢と風合いを持つために高級品として扱われる。
アンゴラ山羊、アンゴラ兎の毛を紡績した糸を、とくに「アンゴラヤーン」と呼び、別名「モヘア」という。

毛が細く繊細なため、強度が低いデリケートな素材ではあるが、軽く暖かいためセーターや帽子に重宝されている。


アルパカとは、南米ペルー産の山羊の一種、アルパカまたはラマ(リャマ)の毛を原料とするすべりのよい素材。

アルパカが生息する地域の厳しい環境で生き抜くために、その毛は保温性に優れてとても繊細であり、このため高級セーターなどに多く使用されている。

アルパカ毛糸の特長は柔らかさ、あたたかさ、保湿力、軽さに優れているところで、長い毛はしわになりにくく強くて丈夫。長年の使用にも耐える。

アルパカ素材の衣料については、ドライクリーニングがおすすめ。家庭で洗濯する場合では冷水でのつけおき洗いを。収納する時は、必ず防虫剤を使用することが望ましい。


ウール

羊からとれる繊維。広義では羊以外のアルカパ、キャメル、カシミアもウールとして扱われている。
羊毛の特徴は保温性吸湿性、弾力性、難燃性などがあり、欠点は虫に弱いこと、縮むことが上げられる。

⇒アルパカ
⇒キャメル
⇒カシミア



裏毛編み

トレーナーによく使用されているニット素材。表側は天竺編で裏側は太い甘撚糸がパイル状になっている。裏側のパイルを起毛する場合は裏起毛と呼ぶ。


羽毛

鳥類の持つ柔らかな綿毛のこと。同じく鳥類の毛であるが硬質の軸を持つ羽根(フェザー)とは区別される。ただし、羽毛と羽根という言葉自体は互いに混用されることも多い。
羽毛は羽根とともに軽く保温性に優れ、衣類や寝具の中綿として利用される。




畝

ウエール、リブともいう。織物やニットの表面にあらわれている、盛り上がって見える筋(すじ)のこと。
よこ方向の畝を「たて畝」、たて方向に走る畝を「よこ畝」という。
たて方向の畝としてはコードレーン、コーデュロイなどがある。

⇒コーデュロイ
⇒コードレーン


ウーステッド

「梳毛(そもう)」のこと。また梳毛糸(ウーステッドヤーン)で織った織物の総称。いわゆる「スーツ地」
原毛の段階で梳(くしけず)られた長くて細い、なめらかな感触をもつ糸(長繊維)で織られている。
ビジネススーツのもっとも一般的な生地。
特徴としては、織り目がはっきり出ること、コシが強くてシワになりにくいこと、張りがあることである。

⇒梳毛・梳毛糸


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